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Education from Within –「覚える教育」から「意味で生きる教育」へ
私たちは日々、子どもたちに英語を教えています。 でも、本当に育てているものは、 英語力そのものではありません。 私たちが育てているのは、 「意味で世界を理解する力」 「自分で考え、自分で感じる力」 です。 人間の脳には限界がある 認知科学の研究によると、 人が一度に扱える情報はわずか3〜5個程度(ワーキングメモリ) と言われています。 つまり、 単語、文法、発音、内容理解、感情 これらを同時に処理することは、 脳の構造的にほぼ不可能 なのです。 従来の英語教育 多くの教育はこうなっています: 単語を覚える 文法を覚える 文章の中から正解を探す これはすべて、 ワーキングメモリに詰め込む教育 です。 だから子どもたちは: 覚えられない忘れる英語が「苦手」になる それは能力の問題ではなく、学びの環境デザインの問題です。 English Vitaminのアプローチ 私たちは、まったく逆のことをしています。 バラバラの情報を 「意味」でまとめる 例えば: 英語の文章を学ぶとき、 単語で理解するではなく ストーリーとして理
Ruriko Yamaki
May 25 min read


なぜ4〜13歳が決定的に重要なのか。英語力ではなく“人生の土台”が決まる黄金期
「英語は、いつから始めても大丈夫ですか?」 多くの親がこの問いを持っています。 答えは、シンプルです。 始めること自体は、いつでもできます。 しかし、 “どのレベルまで到達できるか”は、年齢によって大きく変わります。 特に、 4〜13歳 この期間は、 単なる「英語習得の適齢期」ではありません。 その子の“人生の土台”が形成される、決定的な時間です。 なぜこの時期が特別なのか 4〜13歳の子どもは、 外から情報を受け取るだけでなく、 “世界の捉え方そのもの”を作っています。 この時期に育つのは、 自信(I can try) 思考力(Why do I think this?) 言語感覚(How do I express this?) 他者理解(What does the other person feel?) つまり、 “生きるためのOS” です。 言語は「後から乗せるもの」ではない 多くの人は、こう考えています。 「まず日本語で考えられるようになってから英語」 しかし実際には、 言語は思考と同時に育ちます。
Ruriko Yamaki
Apr 214 min read


普通の英語教育では足りない理由。“話せるだけ”で終わる子と、世界で通用する子の決定的な違い
「英語は話せるようになってほしい」 多くの親がそう願い、英会話教室やオンラインレッスンに通わせます。 確かに、 単語を覚え、フレーズを繰り返せば、 ある程度“話せるようには”なります。 しかし、ここで一つの問いがあります。 その英語は、“その子の人生を切り拓く力”になっているでしょうか? 実は、 「話せる英語」と「人生を変える英語」は、まったく別物です。 この記事では、 なぜ“普通の英語教育”では足りないのか 本当に必要な英語教育とは何か を、構造的にお伝えしていきます。 普通の英語教育の限界 多くの英語教育は、次のような構造になっています。 単語暗記 フレーズ練習 会話パターンの反復 これは一見、合理的です。 しかし、この方法で育つのは、 「反応する力」だけです。 つまり、 質問されたら答えられる 用意された会話には乗れる でも、 自分の考えを持ち、伝えることはできない ここに、大きな限界があります。 世界で求められている力 海外の教育、特にUKやUSのボーディングスクールでは、 英語は単なる「言語」ではあ
Ruriko Yamaki
Apr 214 min read


子どもの主体性を育てるには?今すぐできる関わり方と教育の本質
「もっと自分から動いてほしい」 「言われないとやらない…」 多くの親が感じるこの悩みを感じています。 しかし、主体性は 「やらせること」で育つものではありません。 その前にあるもの、つまり、 子どもが自分をどう捉えているか(自己認識) が大きく関係しています。 私たちは、 自己認識 → 選択 → 行動 → 結果 という構造の中で、主体性が生まれると考えています。 この記事では、 子どもの主体性を育てる本質と、 日常でできる具体的な関わり方を丁寧に解説していきます。 まず主体性とは何かを考えてみましょう。 主体性とは、 自分で考え、選び、行動する力 です。 ただ「自分でやること」ではなく、 ・なぜそれをやるのか ・自分はどうしたいのか を考えた上で動くことを指します。 なぜ日本では主体性が育たないのでしょうか。 日本の教育で主体性が育たない理由は、 子ども自身の問題ではありません。 多くの場合、環境の影響からきています。 🙅♀️ 指示中心の関わり 「これやりなさい」 「こうしなさい」 こればかりだと 思考が止ま
Ruriko Yamaki
Apr 174 min read


子どもの自己認識はどう育てる?未来を決める「自分の見方」と教育の本質
「この子はもっとできるはずなのに…」 「どうして自信が持てないのだろう?」 多くのご家庭が感じるこの疑問は、 実は“能力”の問題ではありません。 その背景にあるのは、 子どもが自分をどう思っているか(自己認識) です。 私たちは、子どもの未来は 努力や能力だけで決まるのではなく、 自己認識 → 選択 → 行動 → 結果 という流れによって形づくられると考えています。 この記事では、 「自己認識とは何か」 そして「どのように育てるのか」 を分かりやすく解説します。 自己認識とは何か?(自己肯定感との違い) 自己認識とは、 「自分はどんな人間だと思っているか」という内側のイメージです。 よく似た言葉に「自己肯定感」がありますが、少し異なります。 自己肯定感:自分を好きでいられる感覚 自己認識:自分をどう理解しているか(より構造的) たとえば、 「私は挑戦できる人間だ」と思っている子は、 自然と挑戦する行動を選びます。 一方で、 「私は失敗するかもしれない」と思っている子は、 挑戦を避ける選択をします。 つまり、 行動の前に
Ruriko Yamaki
Apr 173 min read


A School Is Defined by Its Educators, Not Its Credentials
Reflections from the Japan Times Boarding School Fair In education, the most important qualities of a school are often the hardest to measure.They are not found in facilities, rankings, or brochures, but in the people who dedicate their lives to teaching. Recently, as part of our work supporting students preparing for boarding school education abroad, we attended a boarding school fair hosted by The Japan Times. The theme of the event was “Outdoor Education in Prep Schools.”
Maho Hamada
Mar 245 min read


学校はスペックではなく“教育者の人格”で決まる
生徒さんのボーディングスクール進学を支援する私たちは、2025年秋、Japan Times主催のボーディングスクールフェアに参加してきました。 テーマは「アウトドア教育に取り組む初等部校」。 今回のイベントは、国別ではなく教育方針を軸に学校が集められていた点がとても興味深いものでした。一般的な留学フェアのように多くの学校が並び、自由にブースを回る形式ではなく、テーマに沿って招待された学校が集まり、それぞれのプレゼンテーションと代表者同士の座談会を通して教育哲学を深く知ることができる構成になっていました。 イギリス、スイス、マレーシア、日本の4か国から選ばれた7校が参加し、教育環境や理念についてじっくりと話を聞くことができる、とても充実したイベントでした。 その中で、私たちが改めて強く感じたことがあります。 それは、学校は設備やスペックではなく、“教育者の人格”で決まるということです。 学校の施設、カリキュラム、進学実績。そうした情報は、ウェブサイトや資料を見ればある程度知ることができます。しかし、実際に学校の代表者の話を聞いていると、その学校が本
Maho Hamada
Mar 245 min read


Choosing the Right Place for each Child
Reflections from a UK Boarding School Fair The best schools are not simply places of academic achievement. They are communities shaped by educators, environments, and the unique potential of each child. Last Saturday, we attended a UK boarding school fair together with S. and her family. What the experience reminded me once again is this: choosing a school is not ultimately about the school’s name or rankings. What matters far more is the character of the educators who shape
Maho Hamada
Mar 246 min read


同じボーディングスクールフェアでも、体験はこんなにも違う
先日の土曜日、Sちゃんのご家族と一緒に、イギリスのボーディングスクール留学フェアに参加してきました。 今回改めて実感したのは、 学校選びは学校の名前や実績ではなく、そこにいる教育者の人格と、子どもと学校との相性で決まるということです。 そしてもう一つ、 同じ場所にいても、誰と行くかによって、得られる経験の質が大きく変わるということ。 この記事では、その場でしか感じられなかったこと、 そしてSちゃんの小さな成長について書いてみたいと思います。 --- 今回ご一緒したご家族は、英語でのコミュニケーションに不安がある中での参加でした。 だからこそ私たちは、単に手続きや通訳をするのではなく、 学校の考え方や空気感まで含めて“体験として届けること”を大切にしています。 --- 会場に到着すると、受付が二つありました。 日本人スタッフの受付と、イギリス人スタッフの受付です。 私たちは自然とイギリス側の受付へ向かい、担当の方に声をかけました。 この小さな選択が、その日の体験を大きく変えることになります。 多くのご家族が日本人スタッフの方と話している中で、...
Maho Hamada
Mar 247 min read
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